バレエの名門ワガノワの厳しい狭き門を通り、国立ワガノワ・バレエ・アカデミーへ留学
アカデミー時代
世界バレエフェスティバルにて
クラシック・バレエの最高峰、マリインスキー・バレエ団のプリンシパル。
国立ワガノワ・バレエ・アカデミーで学び、2002年ワガノワ国際バレエコンクール受賞。同年、国立ワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業後、マリインスキー・バレエ団に入団。
現在、マリインスキー・バレエ団のプリンシパルとして数多くの公演に主演。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」「ジゼル」「ドン・キホーテ」「ロミオとジュリエット」「ラ・バヤデール」他多数。
2011年にはミラノ・スカラ座バレエ団のヴィハレフ復元版「ライモンダ」の初演に主演。海外公演ほか、世界バレエフェスティバルの出演など世界各国で活躍。
2024年ブノワ賞を受賞。
マリインスキー・バレエに毎年優れたバレエダンサーを輩出しているのが、バレエ団よりさらに長い約290年の歴史を誇る国立ワガノワ・バレエ・アカデミーです。これまでパブロワ、ヌレエフ、ロパートキナといった伝説的なダンサーから、スヴェトラーナ・ザハーロワ、エフゲーニャ・オブラスツォーワ、オレシア・ノーヴィコワなど、現在の人気スターまで名前を挙げればきりがないほどのダンサー達を輩出しています。
最大の特徴は「ワガノワ・メソッド」と呼ばれるバレエのレッスン方法です。このメソッドを厳格に伝えレッスンを行っているバレエの名門校です。
国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの主要なメソッドであるワガノワ・メソッドは、アグリッピナ・ワガノワにより1920年代に最初に確立され、多くの後継者により発展したバレエのレッスン方法で、高い芸術と技術を習得させることを目的とした練習内容です。学習のプロセスが体系的に厳密に構成され、正しく理解を深めていきます。
芸術の都、サンクトペテルブルクにある世界最高峰バレエ団のマリインスキー・バレエ。3大バレエである「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」(振付プティパ、作曲チャイコフスキー)などの名作を世に送り出したバレエ団で、 世界中で踊られている数多くの古典バレエ発祥の地です。
白鳥の湖などで見られる統率の整った美しいコール・ド・バレエの踊りは、まさにワガノワ・メソッドのバレエの真骨頂です。
オレーシャ・ノヴィコワとレオニード・サラファーノフ
今もこうしてバレエとバレエを通し出会ったかけがえのない大切な友人や仲間に、たくさんの夢と輝きを届けていただいています。